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プリンスはいっぱいっ

「プリンスはいっぱいっ」の発表

プリンスはいっぱいっのイラスト

「プリンスはいっぱいっ」が発表されたのは、集英社・別冊マーガレットの1985年12月号と1986年1月号です。前編と後編の2部作。

「プリンスはいっぱいっ」のあらすじ

今日から高校生活がスタート。「萩野 深雪(おぎの みゆき)」は建築科のクラスルームに入ろうとするが、尻込んでいる。というのも、建築科にはほとんど男子しかいないというのが定説だからだ。

案の定、クラスに女子は二人しかいなかった。
期待を胸に初日を迎える深雪だったが、担当教師の「山口」は”女だからって特別扱いはしない”と、厳しい。しかも山口教師は女嫌いで有名だった。ただ、歳は若く23,4歳でハンサム。

それから時は流れ、あと3か月で卒業という頃。入学してからこの日まで、深雪に言い寄る男子はうじゃうじゃいたが、彼氏もできないまま。そして、相変わらず山口教師は女子に厳しい。

そんなある日、クラスメイトでほとんど学校に来ない、人気モデルの「守部 俊之(もりべ としゆき)」が深雪に急接近。チャラチャラしたイメージの守部だが、深雪に対する気持ちは”本気”で、遊びで付き合っている香織やその他の女にも会わないという。人気モデルの告白に”うれしい”と思う深雪だった。

深雪が守部に返事をしようか迷っていた頃のこと。深雪は山口教師と香織(守部の追っかけ)が一緒に産婦人科病院に入っていくところを目撃してしまう。果たして、深雪の心はどこへいくのか・・。

「プリンスはいっぱいっ」の見どころ

「プリンスはいっぱいっ」は、多田先生の高校生時代の頃の思い出が描かれた作品です。多田先生は、図案科(現在のデザイン科)に在籍。当時の建築科は、ほとんど男子生徒で女子生徒は数名でした。さぞモテるのではと建築科の女子に聞いたところ「ぜんぜん」という返事だったとか。

当初この作品のタイトルは「BOYはいっぱいっ」でした。現実は、「女子で固まって男子生徒とは一線が引かれていた建築科」でしたが、BOYがいっぱいいるクラスにもし自分がいたら・・・。なんてことを空想して描かれたようです。

卒業を迎えた高校3年生で、軽いイメージの人気モデル守部が、実は将来について真剣に考えているところが印象的です。

「プリンスはいっぱいっ」をご覧いただくには

「プリンスはいっぱいっ」は、コミック(印刷)や電子書籍でご覧いただけます。

「プリンスはいっぱいっ」コミック(印刷)

「プリンスはいっぱいっ」の掲載コミックは2つありますがどれも絶版となっております。リンク先はコミックの販売サイト(Amazon)になります。

「プリンスはいっぱいっ」電子書籍

「プリンスはいっぱいっ」は、サブスクと購入タイプの電子書籍が配信されています。

電子書籍の配信サイトは多々ありますが、中でもお勧めがサブスクタイプの「AmazonのKindle」。「AmazonのKindle」は初月無料、以降月額980円で読み放題です。専用端末は必要なく、アプリやPCなどでご覧いただけます。

購入タイプの電子書籍は「ebook japan」がおすすめです。いつでも好きな時に「プリンスはいっぱいっ」をご覧いただけます。また、「ebook japan」では不定期に70%オフのクーポンが配布されてます。

「プリンスはいっぱいっ」は、「愛し恋しのマノン!」に収録されています。


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