愛し恋しのマノン!
「愛し恋しのマノン!」の発表
「愛し恋しのマノン!」が発表されたのは、集英社・別冊マーガレットの1985年3月号と4月号です。前編と後編の2部作。
「愛し恋しのマノン!」の見どころ
「愛し恋しのマノン!」は、年下でも、彼女がいても、強く惹かれあう運命のような出会いを描いた作品です。
マノン
「愛し恋しのマノン!」というタイトルがちょっぴり気に入っている(多田先生コメント)という『マノン』は、「マノン・レスコー」という長編小説のタイトルからきています。
年下の彼
「うちのダンナ様と同棲していた頃の作品で、彼は私より年下なのでなんだかうかれてそんな設定のお話を描いた・・(省略)」という多田先生のコメントが残されています。作品中では、3つ年下で、かわいい彼女がいるという設定ですが、こちらは架空です。
ネコ
主人公の俶子の飼い猫の”しげる”は、多田先生のご主人のお名前です。この作品はご主人に向けられたメッセージが込められているのかもしれません。
「愛し恋しのマノン!」のあらすじ
「藤田 俶子(ふじた としこ)」は、母親の美容院で手伝いをしながら大学に通っている二十歳。大人びた雰囲気を持つ俶子だが、まだキスもしたこともない。それなのになぜか、男をとっかえひっかえで有名なインラン女と噂され、”マノン”とあだ名される。
今度の彼は、いかにも遊び人風の男で同じ大学の「田代 和英(たしろ かずひで)」。
ある日、俶子は和英に誘われて行ったディスコで、「神代 義人(しんだい よしと)」と出会う。ちょっとカッコイイ義人に声をかける俶子だったが、”年上は嫌い”と、あっけなくフラれる。しかも義人には、かわいい彼女がいた。
義人は俶子が通う大学の付属高校の3年生。後日偶然、再会した義人と俶子は、ひょんなことからキスをする。
初めてのキスにのぼせる俶子だったが、”年上は嫌い”と言っていた義人の真意は分からない。
一方で、俶子と義人のウワサは高校と大学中に広まり、義人の彼女や、和英は黙っていない。
果たしてこの4角関係はどうなる・・・?
続きは電子書籍でどうぞ。
「愛し恋しのマノン!」をご覧いただくには
「愛し恋しのマノン!」は、コミック(印刷)や電子書籍でご覧いただけます。
「愛し恋しのマノン!」電子書籍
「愛し恋しのマノン!」は、サブスクと購入タイプの電子書籍が配信されています。「愛し恋しのマノン!」というタイトルで、「愛し恋しのマノン!」の前後編と「プリンスはいっぱいっ」の前後編が収録されています。
「愛し恋しのマノン!」コミック(印刷)
「愛し恋しのマノン!」の掲載コミックは2つあります。
マーガレットコミックス
「愛し恋しのマノン!」マーガレットコミックスの収録作品:
- 「愛し恋しのマノン!」
- 「プリンスはいっぱいっ」
マーガレットコミックス
「愛し恋しのマノン!」集英社文庫の収録作品:
- 「愛し恋しのマノン!」
- 「プリンスはいっぱいっ」
- 「ピンクの雪が降ったら・・・」
- 「スウィート・ダーリン」