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スウィート・ダーリン

「スウィート・ダーリン」の発表

スウィート・ダーリンのイラスト

「スウィート・ダーリン」が発表されたのは、集英社・別冊マーガレットの1989年4月号です。50ページの読み切り。
※タイトルのスウィートとダーリンの間に「・」と記載してますが、公式発表では中抜きのハートになります。「・」を中抜きのハートに置き換えてご覧ください。

「スウィート・ダーリン」のあらすじ

20歳の美沙子は、2カ月前に人気漫画家の原田康成(ペンネーム:団 博光・だん ひろみつ)と見合い結婚したばかり。結婚当初は「売れっ子漫画家との甘い結婚生活」を夢に描いていた。ところが現実は、毎日締め切りに追われる漫画家とそのアシスタント達の食事や雑用係。役に立とうとアシスタント作業の「トーン」や「べた」を手伝おうとするが、失敗。

ある日、美人編集者の水野が団博光の担当となるが、二人は古い知り合いだった。水野は美人だけでなく、気が利いてアシスタントもこなす才女。

団博光のアシスタントが、”団博光と水野があやしい。陰で浮気をしているのかもしれない。美沙子とは偽装結婚かもね。”なんていうことを言い出す。
心の片隅で同じことを思っていた美沙子は、ついに団博光の家を飛び出してしまう。

「見合い結婚だったから愛されていなのかも。」と思い込んでいる美沙子。しかし、団博光にはある秘密があった・・。

「スウィート・ダーリン」の見どころ

「スウィート・ダーリン」は1989年1月から2月頃に執筆されました。少女コミックの漫画家ではなくて、少年漫画家について描かれた作品です。現場の様子は多田先生の想像で描かれましたが、「少年漫画家の修羅場の現場を取材したかった」と思い出を語られています。

実はこの頃、多田先生は臨月で既に9か月から10カ月。身重のからだで執筆されていました。ご子息はこの作品が執筆された後の2月上旬に誕生しました。

「スウィート・ダーリン」には「イタズラなKiss」に登場してくるキャラと似たようなキャラが多く登場します。
例えば、琴子は美沙子にそっくり。松本姉は、編集の水野。アニメ部の青木はアシスタントの君夫。など。設定やストーリーの違いでまったく違う人物に見えてくるのも見どころです。

「スウィート・ダーリン」をご覧いただくには

「スウィート・ダーリン」は、コミック(印刷)や電子書籍でご覧いただけます。

「スウィート・ダーリン」コミック(印刷)

「スウィート・ダーリン」の掲載コミックは3つありますがどれも絶版となっております。リンク先はコミックの販売サイト(Amazon)になります。

「スウィート・ダーリン」電子書籍

「スウィート・ダーリン」は電子書籍でもご覧いただけます。


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