🐾多田かおる先生とネコたち
〜ネコ好き漫画家・多田かおるの素顔にふれる〜
「ネコ好き漫画家」としても知られる多田かおる先生。このページでは、先生の愛したネコたちや、作品の中に登場するネコキャラクターたちをご紹介します。ふだんの作品とは少し違った、やさしくてあたたかい先生の素顔にふれてみてください。
🐱多田先生の飼っていたネコたち
クン太とおべっ太
こちらは、多田先生が漫画家になる頃に飼っていた「クン太」。

この頃は、クン太のお母さんネコ「子ネコちゃん」も多田家にいました。
下は数年後の写真。右の白いネコががクン太、左が「おべっ太」です。

どちらもとも、かおる先生にとってかけがえのない家族でした。
成長したクン太は、「愛してナイト」に登場する人気キャラ・ジュリアーノのモデルになりました。

ジュリアーノのようなトラ柄ではなかったものの、どっしりとした存在感と、ちょっぴり気まぐれな性格はそっくりだったそうです。
愛してナイトの執筆が終了してしばらくすると、先生は大阪から東京へ引っ越しされました。その際、おべっ太は知人のもとへ、クン太は先生といっしょに東京へ移り住みます。
そして数年後、クン太は天国へ旅立ちました。
この時の気持ちをこめて描かれたのが、「ピンクの雪が降ったら…」という作品です。
ぽんず

しばらくして、捨てネコだった「ぽんず」が先生の家族になります。
みんなからは「ぽんちゃん」と呼ばれて、たくさんの愛情を受けて育ちました。下の写真がぽんずの写真。目の色は先生がご自身で塗られています。

ぽんずは、先生が亡くなられてから約10年後の2009年3月12日、先生のもとへと旅立っていきました。
🐾ネコが登場する漫画たち〜作品の中でもネコたちは大活躍!〜
多田かおる先生の作品には、個性豊かなネコたちが登場します。発表順にご紹介します。
「愛してナイト」のジュリアーノ(1981年)

はじめてネコが登場した作品が「愛してナイト」。ジュリアーノという名前のネコが、重要なキャラクターとして物語に彩りを添えます。
くわしくはこちらで紹介しています:
『愛してナイト』のあらすじや見どころを、イラスト付きでやさしく紹 ...
◆「懐かしの猫マンガ」で紹介されました
2022年12月に発売された双葉社の『懐かしの猫マンガ』でも、ジュリアーノが取り上げられました。
コミックス未収録だった「特別版・愛してナイト」(1983〜1984年:全12話)の中から4話分が掲載され、うち1話は原画のままのカラーで収録されています。
- Amazon(PR):
癒された!懐かしの猫マンガ (双葉社スーパームック)
「かわいいオジさま」(1984年)

この作品では、ネコが絵本の中に登場します。
ちょっとユニークな形での登場ですが、ネコ好きの先生らしい発想です。
作品はこちらから:
多田かおる先生のラブコメ「かわいいオジさま♥」の見どころとイラス ...
「愛し恋しのマノン!」(1985年)

主人公が飼っているネコの名前は「シゲル」。
なんと、多田先生のご主人のお名前から取ったそうです。登場は少しだけですが、印象に残るネコです。
作品紹介はこちら:
少女漫画家・多田かおるが描く「愛し恋しのマノン!」は、年下の彼に ...
「さびしがりやのデボラ」(1987年)

黒ネコの「スティービーちゃん」が、デボラのそばに寄り添っています。こちらも登場はわずかですが、デボラの飼い猫らしいキャラとして、物語を引き立てています。
作品ページはこちら:
となりの部屋に住んでいたのは、ちょっと不思議な美形男子!? 多田 ...
「ピンクの雪が降ったら・・・」(1988年)

多田先生がクン太とのお別れに描かれた、心あたたまる作品です。
ネコの名前は「歌ェ門(うたえもん)」。物語のメインキャラクターとして、主人公と深くかかわっていきます。
詳しくはこちらのページで:
多田かおる「ピンクの雪が降ったら…」は、恋と別れ、ネコとの絆を描 ...