こんにちは。多田かおる公式サイトスタッフです。
ドイツの出版社TOKYOPOPから、ドイツ語版『愛してナイト』の第1巻が届きました!

発売情報や日本からの購入方法はお知らせページでご紹介しましたので、今回は、実際にコミックを手に取って気づいたことや、印象に残ったところをご紹介します。
ドイツ語版のタイトルは『Rock ’n’ Roll Kids』
まず気になったのは、ドイツ語版のタイトルです。

日本では『愛してナイト』ですが、ドイツ語版では
『Rock ’n’ Roll Kids』というタイトルになっています。
『愛してナイト』というタイトルは、そのままドイツ語にするのが難しかったのでしょうか。
これまでに発売された海外版を見てみると、
イタリア語版は『Love me knight. Kiss me Licia.』、
英語版は『Love me, my Knight』、
フランス語版は『Aishite KNIGHT』となっています。
それぞれの国で、読者が作品の雰囲気を直感的に想像できるようなタイトルが付けられているようです。
恋愛だけでなく、ロックバンドや音楽も物語の大きな魅力である『愛してナイト』。
ドイツの読者にとっては、『Rock ’n’ Roll Kids』というタイトルが作品をイメージしやすかったのかもしれませんね。
表紙を見て、最初に思ったこと

表紙を見た瞬間に感じたのは、
「剛さん、かっこいい!」でした。
これまでのコミックスでは、やっこちゃんと剛さんのツーショットが表紙に使われることも多かったのですが、今回は剛さんが一人で大きく描かれています。
マイクを手にした剛さんは、日本人離れした顔立ちで、本当に素敵です。
「実物の人物にたとえるなら、いったい誰だろう?」と、思わず想像をめぐらせてしまいました。
初めてこの表紙を見るドイツの読者は、剛さんをどのような人物だと思うのでしょうか。
ロックバンドの物語を期待する方もいれば、表紙の剛さんにひかれて手に取る方もいるかもしれません。
背表紙も剛さんです

背表紙にも、剛さんが大きく使われています。
本棚に並べたときにも剛さんの姿が見える、存在感のあるデザインです。
ドイツ語版の第1巻では、物語の恋愛面だけでなく、剛さんやロックバンドの魅力を前面に出したかったのかもしれません。
裏表紙には、やっこと剛さん

表紙と背表紙は剛さんがメインですが、裏表紙には、やっこと剛さんの二人が描かれています。
表紙ではロックや音楽の雰囲気を、裏表紙では二人の恋を感じられる構成です。
一冊を表と裏から眺めると、『愛してナイト』の二つの魅力が伝わってくるように感じました。
マットな紙で、原画の色が柔らかな印象に
これまで日本を含めて発売されたコミックスでは、光沢のある、つやつやとした表紙が使われることが多かったのですが、今回のドイツ語版はマットな紙です。
光を強く反射しないため、多田先生の原画の色が柔らかく見えます。落ち着きがあって、華やかさも残った仕上がりです。
多田先生のカラーイラストは、本当に色がきれいです。
繊細な色合いや、絵の明るい雰囲気を印刷で忠実に再現するのは、きっと簡単なことではないと思います。
コミックを眺めながら、「印刷会社の方は、やはりプロだなあ」と改めて感じました。
表紙をめくると、懐かしいカラーイラスト
表紙をめくると、カラーイラストが1ページ掲載されています。こちらも表紙と同じく、マットな質感で印刷されています。
使われているのは、日本のマーガレットコミックス第3巻の表紙になったイラストです。
今回のドイツ語版は、収録されている話数についてはフェアベル新装版と同じ構成ですが、巻頭に使われているカラーイラストは異なっています。
同じ話数構成でも、挿入するイラストを変えることで、ドイツ語版ならではの違いを出したかったのかもしれません。
厚さは約2.6センチ。少し軽く感じます

本の厚さを測ってみると、約2.6センチありました。
厚みはフェアベル新装版とほぼ同じですが、実際に手に持ってみると、ドイツ語版の方が少し軽く感じます。
使われている紙や表紙の加工の違いによるものなのでしょうか。同じ作品でも、国や出版社によって本の手触りや重さが違うのは面白いですね。
巻頭カラーのあとは、すべてモノクロで収録されています。
まず確認したのは、登場人物の名前
本文を開いて最初に確認したのは、登場人物の名前でした。
やっこちゃんは、日本語と同じく
「YAKKO」と書かれています。
一方、剛さんは、てっきりローマ字で「Gou」または「Go」と書かれているのかと思っていました。
ところが、ドイツ語版での名前は「Joe」です。
「剛さんがJoe!」と、少し驚きました。
ドイツの方が発音しやすく、覚えやすい名前として付けられたのでしょうか。見慣れた登場人物が違う名前で呼ばれていると、同じ物語でも新鮮に感じられます。
第1巻初版の「SHOCO CARD」
第1巻の初版には、名刺ほどの大きさの「SHOCO CARD」が付いています。


表面には、雨の中で抱き合うやっこと剛さんのカラーイラストが使われています。
裏面はすべてドイツ語なので、最初に見たときは、何が書かれているのかまったく分かりませんでした。
内容を確認すると、多田先生の誕生日、星座、血液型のほか、好きだった食べ物や、ロックスターの写真を撮ることが好きだったというプロフィールが紹介されていました。
最後には、
「先生の作品は、これからもずっと私たちに先生のことを思い出させてくれるでしょう」
という言葉が添えられています。
ドイツの読者に向けて、作品だけでなく、多田先生のお人柄まで紹介していただけたことを、とてもうれしく感じました。
なお、こちらは第1巻の初版限定特典です。購入する販売店や在庫によっては付属しない場合があります。
ドイツの読者から届いた感想
ドイツ語版『Rock ’n’ Roll Kids』第1巻は、2026年7月7日にドイツで発売されました。
発売からまだ間もないため、Amazonに寄せられたレビューは記事作成時点で4件ですが、現在はいずれも5つ星です。
「Bee Hiveが帰ってきた」
ある読者は、
「Bee Hiveが帰ってきた」というタイトルで、長い年月を経てコミックを再び購入できるようになった喜びを投稿しています。
1990年代にこの作品を楽しんでいたことや、剛、やっこ、橋蔵、ジュリアーノ、Bee Hiveのメンバー、やっこの個性的なお父さんなど、懐かしい登場人物たちとの再会を喜んでくださいました。
残りの巻も楽しみにしていること、そして、いつかアニメもDVDで再発売されてほしいという思いも書かれています。
「子どもの頃の思い出」
別の読者からは、「子どもの頃の思い出。すばらしい」という、短くも温かな感想が寄せられています。
『愛してナイト』がドイツでも長く愛され、大切な思い出として残っていることが伝わってきます。
※Amazonに投稿されたドイツ語のレビューをもとに、内容を日本語で要約してご紹介しています。レビュー評価は、記事作成時点のものです。
日本からも購入できます
ドイツ語版『Rock ’n’ Roll Kids』第1巻は、Amazon.co.jpから日本でも購入できます。
日本語版とは違う表紙の質感や巻頭イラスト、ドイツ語になった登場人物たちの名前など、実際に手に取ると、さまざまな発見があります。
海外版ならではの『愛してナイト』を、ぜひ手に取ってご覧ください。
※以下のリンクはAmazonアソシエイトリンクです。




