「きまぐれエンジェル」デボラ&朝代シリーズ第2弾
デボラ&朝代シリーズ第2弾「きまぐれエンジェル」のご紹介
『きまぐれエンジェル』は、美形だけどちょっと風変わりな“デボラ”こと市松梅之助(いちまつ うめのすけ)と、ちょっぴり天然な大学生・朝代(あさよ)が繰り広げる、不思議でドキドキの恋(?)物語。
この作品は「デボラ&朝代」シリーズの第2弾として、集英社・別冊マーガレット1987年7月号から10月号まで、全4話にわたって掲載されました。前作『さびしがりやのデボラ』から続く形になっているので、ぜひ第1弾から順番に読んでいただくのがおすすめです♡
“デボラ&朝代”シリーズは、発表順に以下の5作品があります。どれもユニークなやりとりと胸きゅんな展開が魅力です♪
- さびしがりやのデボラ
- きまぐれエンジェル(全4話)
- デボラの夢は夜ひらく
- 君の名はデボラ(全6話)
- デボラがライバル(前後編)
「きまぐれエンジェル」の魅力と誕生エピソード
東京へのお引っ越しと、作品に込められた想い
「きまぐれエンジェル」は、多田かおる先生が東京へお引っ越しされた頃に描かれた作品です。先生のご主人がミュージシャンとして東京でデビューされることになり、それに合わせて新しい生活がスタートしました。その当時の想いが、作品の中にもさりげなく込められています。
本格的な茶道の描写にも注目
主人公・デボラは、お茶の家元の跡取り息子というユニークなキャラクター。大学では茶道部に所属しています。作品中に描かれている茶道の世界は、「裏千家」をモデルにしてます。多田先生は取材のため実際に裏千家へ通っていらっしゃったそうです。そうしたリアルな背景が、作品に深みを与えています。
ファン必見♡ あの名セリフの原点がここに?
そして注目してほしいのが、とある名セリフ。あの『イタズラなKiss』の入江くんの名言「おまえは オレが 好きなんだよ」にも似た、ときめきのひとことが登場するんです♡ デボラが言うセリフなので少しニュアンスは違いますが、ぜひ探してみてくださいね。
「きまぐれエンジェル」のあらすじ
前作「さびしがりあのデボラ」のおさらい
大学1年生の朝代(あさよ)は、ひとり暮らしをはじめたばかり。ちょっぴり不安な新生活のスタートでしたが、隣の部屋に住んでいたのは、同じ大学の先輩・市松梅之助(いちまつ うめのすけ)こと“デボラ”。
彼は朝代と同じ大学の先輩で、超美男子、しかも、お茶の家元の跡取り息子。
ところがこのデボラ、自分のことを「女性」だと信じていて…ちょっと不思議な人だったのです。
最初は「かっこいい!」とときめいた朝代も、そのギャップにびっくりして気持ちは一気に冷めてしまいます。デボラもまた、朝代のことを「女の子だから」と素っ気なくあしらう始末。
だけどなぜか、お互いのことが気になってしまうふたりなのでした♡
「きまぐれエンジェル」
部屋が隣同士ということもあり、なんとなく距離が近づいていって……気づけば毎日のようにお互いの部屋を行き来する仲に。
でもまだ、それは“友達以上・恋人未満”の関係。
そんなある日、突然、朝代のご両親が訪ねてきた!
しかもタイミングが悪く、なぜかデボラが朝代の部屋でシャワーを使っていた最中で…!?
事情を知らないご両親は「同棲しているの!?」と大騒ぎ。とっさにデボラは、「将来を約束しているんです」と大胆なひと言を口にしてしまいます。
でも本当は、デボラには“亜樹(あき)”という許嫁がいて…。
そのことに悩んでいたデボラは、「この機会に朝代に婚約者のフリをしてもらって、亜樹にあきらめてもらおう」と考えていたのです。
でも、亜樹は生まれたときから“デボラのお嫁さん”になるために育てられてきた女の子。簡単にあきらめてくれるはずもなく、「絶対に結婚する」と真っすぐに気持ちをぶつけてきて…!?
デボラの心はどこに向かうの?
亜樹との許嫁関係の行方は?
そして、朝代とデボラの恋(!?)の結末は…?
続きは、電子書籍でお楽しみくださいね♡
「きまぐれエンジェル」を楽しむには
「きまぐれエンジェル」は、電子書籍や紙のコミックでご覧いただけます。
「きまぐれエンジェル」電子書籍
「きまぐれエンジェル」は、電子書籍の「デボラがライバル」の1巻と2巻に収録され、それぞれ、次の作品が収録されています。
「デボラがライバル」1巻
- 「さびしがりやのデボラ」
- 「きまぐれエンジェル」Vol.1(1話・2話)
「デボラがライバル」2巻
- 「きまぐれエンジェル」Vol.2(3話・4話)
- 「君の名はデボラ」1話(全6話)
きまぐれエンジェルは全4話ですが、電子書籍では、1話・2話をVol.1、3話・4話をVol.2として掲載してます。
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紙のコミック(印刷)
「きまぐれエンジェル」を掲載するコミックは3つあります。どれも絶版となっておりますが古本で入手可能です。
きまぐれエンジェル(マーガレットコミックス)
マーガレットコミックス「きまぐれエンジェ」に全4話、そして、「愛してナイト<アンコール編>」を同時収録しています。
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デボラがライバル1巻(マーガレットコミックス)
マーガレットコミックス「デボラがライバル1巻」に、「さびしがりやのデボラ」と、「きまぐれエンジェル」vol.1(1話、2話)を同時収録しています。
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デボラがライバル2巻(マーガレットコミックス)
マーガレットコミックス「デボラがライバル2巻」に、次の作品が収録されています。
- 「さびしがりやのデボラ」
- 「きまぐれエンジェル」vol.2(3話・4話)
- 「君の名はデボラ」1話(全6話)
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集英社文庫(コミック版)
集英社文庫「デボラがライバル1巻」に、次の作品が収録されています。
- 「さびしがりやのデボラ」
- 「きまぐれエンジェル」全話
- 「デボラの夢は夜ひらく」
- 「君の名はデボラ」1話(全6話)
- 「くらもちふさこ先生と聖千秋先生の対談」
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「きまぐれエンジェル」翻訳版
「デボラがライバル」がイタリア語に翻訳されて1巻から4巻が刊行されました。「きまぐれエンジェル」は、その1巻に収録されています。Amazonのイタリアサイトでご購入いただけます。