デボラがライバル
デボラと朝代が映画になって再登場!
デボラがライバルの始まり
「デボラがライバル」が発表されたのは、別冊マーガレット1997年8月号と9月号です。前編後篇で2話構成になっています。
デボラがライバルはシリーズもの
「デボラがライバル」に登場する”デボラと朝代”のコンビが描かれる作品は、シリーズものとして1987年頃から執筆され、次のタイトルの漫画が発表されています。
- 「さびしがりやのデボラ」1話(1987年)
- 「きまぐれエンジェル」4話(1987年)
- 「デボラの夢は夜ひらく」1話(1987年)
- 「君の名はデボラ」6話(1988年)
- 「デボラがライバル」2話(1997年)
「デボラがライバル」が生まれた背景
多田先生が「デボラがライバル」を執筆された頃は、「イタズラなKiss」の連載中でした。映画化を記念して特別に執筆されました。とはいえ、漫画と映画の内容は全く別になります。
多田先生のコメントには「映画に合わせて、タイトルを『デボラがライバル』にしたけど、描いてみたら漫画の方は『朝代がライバル』でしたね。」と、残ってます。
また、「ひさしぶりにデボラを描いて、慣れるのに少し手間取りました。」とも。それもそのはず、デボラと朝代のシリーズを最後に執筆したのは「君の名はデボラ」で、約10年前になります。
「デボラがライバル」のみどころ
デボラは金髪で長身、すれ違えば思わず振り向いてしまうほどカッコよいけれど、大の女ギライ。ところが、隣に引っ越してきた朝代に出会ってから徐々に朝代に心が傾いていきます。
「デボラがライバル」までの12話は、そんなデボラと朝代のドタバタラブコメディが繰り広げられてきました。そして今作でついに物語が完結します。
二人がどのような結末を迎えるのか、お楽しみください。
「デボラがライバル」の登場人物
「デボラがライバル」の主要な登場人物を紹介します。
主人公のデボラと朝代。大学生
上条幸彦。デボラと朝代と同じ大学に通う。
デボラの友人、ジェニー。
「デボラがライバル」のあらすじ
「関本 朝代(せきもと あさよ」は大学1年生。一人暮らしを始めたときに隣の部屋に住んでいたのが、「市松 梅之助(いちまつ うめのすけ)」こと、デボラ。デボラは美男子で、お茶の家元の跡取り息子。ところが、デボラは自分を女性だと心の底から思っている。
そんな2人はなぜか心惹かれあい、両家の親に反対されつつも結婚宣言し同棲を始める。ところが、部屋は別だしキス以上もない二人だった。
ある日、朝代の前に超美男子の「上条 幸彦(かみじょう ゆきひこ)」が現れる。ことあるごとに朝代に気のあるような事を言ったり、茶道部にも入部して朝代に急接近する幸彦。
幸彦の積極的なアプローチはさらにエスカレートして、今度は朝代とデボラの家までやってきた。
実は、幸彦にはある目的があった・・・。
「デボラがライバル」をご覧いただくには
「デボラがライバル」は、コミックや電子書籍でご覧いただけます。詳しくはこちらのページで紹介してます。
メディア化された「デボラがライバル」
「デボラがライバル」は1997年の夏に映画化され公開されました。
谷原章介さんと吉川ひなのさんの共演です。詳しくはこちらのページで紹介してます。