エンドレス・ラブソング

「エンドレス・ラブソング」の発表

「エンドレス・ラブソング」は、集英社の別冊マーガレットで1980年11月号と12月号に前編と後編として連載されました。全100ページにわたる作品です。

「エンドレス・ラブソング」の見どころ

「エンドレス・ラブソング」は、多田先生が20歳の頃に執筆した作品です。

ロックバンドと愛してナイト

1980年頃、阪急ファイブ（※）の4階にロックグッズを扱うお店があって、その店の店員さんが「エンドレス・ラブソング」に登場するバンドメンバーの「トモ」のモデルになってます。

阪急ファイブのあるお店を通った時に、黄色に染めた長髪に皮パンの男性を見たことがきっかけで、その後執筆される「愛してナイト」が誕生します。「愛してナイト」は、「エンドレス・ラブソング」「金太クンにご用心！」の次に執筆された作品ですが、アイデアはこの頃から育てられていました。

※阪急ファイブはその後建て替えられて、現在は「HEP FIVE」が建ってます。

作中に登場する主人公の親友「恵美ちゃん」が愛してナイトの「ジュリアーノ」に似ているのもその繋がりを感じさせます。

人気バンドボーカルとの恋

「エンドレス・ラブソング」は、人気バンドのボーカルと、そのバンドのファンの一人で、普通の女子大生との恋愛ストーリー。人気バンドボーカルには、公認の彼女もいます。どんな展開と結末が待っているのでしょうか。

「エンドレス・ラブソング」のあらすじ

「国芳　千秋（くによし　ちあき）」は、保母を目指す大学1年生。高校の時、大学のロックコンサートで見た「コンポウザス」というバンドのヴォーカリスト「塚原　湊（つかはら　みなと）」に一目ぼれして、湊のいる同じ大学に入学した。

ところが、千秋の親友の「恵美（えみ）」は、ロックバンドが大嫌い。しかたなく、千秋は「塚原　湊なんて嫌い、ロックなんてうるさいだけ」と、恵美に合わせていた。この日も、いつものように「塚原　湊なんて大嫌い」と、話していたところ、偶然本人に聞かれてしまった。

湊に誤解されてしまった千秋。さらに追い打ちをかけるように、湊に高校生のかわいい彼女がいるところを見てしまった。

千秋はあっけなく失恋。湊への未練を断ち切るために、髪を切りに美容院へ行くことにした。その店の名前は、「コンポウザス」。湊のいるバンド名と同じだ。

そこで、千秋は湊に再会する・・

続きは電子書籍でどうぞ。

「エンドレス・ラブソング」をご覧いただくには

「エンドレス・ラブソング」は、コミック（印刷）や電子書籍でご覧いただけます。

「エンドレス・ラブソング」電子書籍

「エンドレス・ラブソング」は、サブスクと購入タイプの電子書籍が配信されています。

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