うわさ上手のうさぎたち
「うわさ上手のうさぎたち」の発表
「うわさ上手のうさぎたち」が発表されたのは、集英社・別冊マーガレットのレットの1987年1月号と1987年2月号です。前編と後編合わせて100ページの長編読み切り作品。
「うわさ上手のうさぎたち」のあらすじ
「駒井 峰子(こまい みねこ)」と「伊藤 優貴(いとう ゆき)」は高校3年生で、同じクラスの仲の良い友達同士。卒業まであと数か月という頃。
峰子には友人の優貴さえにも秘密にしている、好きな人がいる。それが、体育教師「原 六郎(はら ろくろう)」だ。峰子が高校1年生のときに、新米教師としてやってきた。ある体育の授業で、「原先生は優貴に気があるのでは?」と、峰子が思う出来事が起こり、峰子は優貴に嫉妬してしまう。
しかし、優貴にも3年間心に思っている人がいる。同級生でサッカー部の「松本 智司(まつもと さとし)」。放課後のサッカー部の練習を3年間こっそり見ているだけの恋だ。ところが松本は、「優貴が好きなのは原先生だ(サッカー部の顧問)」と思っている。
卒業間近のバレンタイン、ついに優貴は思い切って松本に告白しようとする。果たして、峰子と優貴の恋はどうなるか・・
「うわさ上手のうさぎたち」の見どころ
「うわさ上手のうさぎたち」は、卒業を間近に控えた女子高年生の片思いの話です。一人は積極的でもう一人はとても消極的な女の子。対照的な二人が選ぶ恋の行方が見ものです。
多田先生のコメントが
「あたしの中学時代、好きだった人の名前なんかをバシバシ使っちゃって、1人で楽しんで描いてました。~省略~ 思いっきり片思いしてたから・・・~省略~」
と、残ってます。
多田先生の初恋も、陰からこっそり見るだけ。でもいつしか「自分の存在を知ってもらいたい」「好きだという気持ちを知ってもらいたい」という気持ちが芽生えてきたそうです。この作品にも、「相手に知ってもらうこと」が描かれています。
「うわさ上手のうさぎたち」をご覧いただくには
「うわさ上手のうさぎたち」は、コミック(印刷)や電子書籍でご覧いただけます。
「うわさ上手のうさぎたち」コミック(印刷)
「うわさ上手のうさぎたち」を掲載するコミックは2つありますがどれも絶版となっております。リンク先はコミックの販売サイト(Amazon)になります。
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「うわさ上手のうさぎたち」電子書籍
「うわさ上手のうさぎたち」は電子書籍でもご覧いただけます。別冊マーガレットで発表された際は前後50ページの2部作でしたが、電子書籍は1話完結、100ページで配信しております。
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