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かわいいオジさま

「かわいいオジさま♥」の発表

多田かおる作品「かわいいオジさま」の表紙のカラーイラスト

「かわいいオジさま♥」が発表されたのは、集英社・別冊マーガレットの1984年4月号です。1話100ページの読み切り作品です。

「かわいいオジさま♥」の見どころ

歳の差カップル

「かわいいオジさま♥」は、多田先生が24歳ころに執筆した作品です。当時の執筆コメントとして、
「最近、なぜか私のまわりに40・50代のオジさまたちがふえちゃって、しかも、私自身、オジさまに興味が出てきたの。その魅力を、楽しいラブストーリーに。」と残されています。

多田先生ならではのユーモアと軽妙なタッチで、年齢差のあるカップルがどのようにして関係を築いていくのかがコミカルに描かれています。

愛人バンク

多田先生の作品は、冒頭で目を引くシーンや言葉が使われることが多いですが、この作品にも「愛人バンク」という言葉が使われ読者の気を引いています。「愛人バンク」は1984年頃に社会現象を起こし注目を浴びました。どのようにして、物語が始まるのかもこの作品の見どころです。

「かわいいオジさま♥」のあらすじ

「茅根 真梨子(かやね まりこ)」は、デザインスクールに通う18歳。真梨子には高校3年生から付き合っている「西村 昇一(にしむら しょういち)」がいる。昇一は大学のサッカー部員。高校では全国大会で優勝し、人気を集めた。大学に進学しても外を歩けば、ファンの女の子がサインを求めに来るほどのモテぶりだ。

多田かおる作品「かわいいオジさま」の1コマ

昇一とのデートの最中、真梨子は本屋でとってもすてきな絵本を見つけるが、昇一には理解されない。その本はかわいい猫のイラストが描かれたもので、「つのきよし」が描いたものだ。

多田かおる作品「かわいいオジさま」の1コマ

ところが、ひょんなことから真梨子はデザイン学校の講師「坂東 宗男(ばんどう むねお)」が「つのきよし」だということを知る。坂東は34歳で真梨子とは倍近い歳だ。

多田かおる作品「かわいいオジさま」の1コマ

ある日、サッカーの練習でしばらく昇一に会っていなかった真梨子は、サッカーの試合に応援に行く。見事試合に勝った昇一に、お祝いの言葉を言いに行った真梨子が見たのは、なんと昇一とマネージャーがキスしているところだった・・。

多田かおる作品「かわいいオジさま」の1コマ

真梨子はどうする・・・?

続きは電子書籍でどうぞ。

「かわいいオジさま♥」をご覧いただくには

「かわいいオジさま♥」は、コミック(印刷)や電子書籍でご覧いただけます。

「かわいいオジさま♥」電子書籍

「かわいいオジさま♥」は、サブスクと購入タイプの電子書籍が配信されています。

「かわいいオジさま♥」という商品タイトルで、「エンドレス・ラブソング」も収録されています。

オンラインで漫画が読めるサイト

「かわいいオジさま♥」コミック(印刷)

「かわいいオジさま♥」の掲載コミックは2つ出版されています。

マーガレットコミックスと集英社文庫の違いは、サイズと収録作品で、集英社文庫の方が小さく収録作品が多いです。

マーガレットコミックス

「かわいいオジさま♥」マーガレットコミックスの収録作品:

  • 「かわいいオジさま♥」
  • 「エンドレスラブソング」

集英社文庫

「多田かおる傑作集 (2) 」集英社文庫の収録作品:

  • 「ピシッとせえよ!!ピシッと…!!」
  • 「カッコつけんなよ!!」
  • 「うららと浜田くん」
  • 「だい♥だい♥だい好き♥」
  • 「エイプリル方程式」
  • 「かわいいオジさま♥」