14日目のハッピータイム
「14日目のハッピータイム」の発表
「14日目のハッピータイム」が発表されたのは、集英社・別冊マーガレットの1979年1月号です。全31ページの1話完結作品です。
「14日目のハッピータイム」の見どころ
漫画家に専念
「14日目のハッピータイム」が執筆されたのは、1978年11月頃。多田先生が高校3年生の時です。翌年の3月には高校を卒業という頃で、『卒業したら漫画家に専念しようと決心しました。』というメッセージが残されています。
名前も知らない人に片思い
当時、多田先生は大阪の寝屋川市駅から京阪電鉄の淀屋橋行きの電車に乗って高校に通ってました。「14日目のハッピータイム」では、通勤・通学のラッシュ時の電車の様子が描かれています。作品中に登場する「前田 真司」は、通学の電車で見かけたかっこいい人だったとか。
「もし、名前も年齢も知らない人を好きになったらどうする?」 「もしあの人に好きな人がいたら?」と、思いながらラッシュ時の電車に乗って想像を膨らませていたのかもしれません。
相原 裕子
ところで、この作品中の主人公の名前は「相原 裕子」。イタキスにも通じる名前が登場します。多田先生は、身近なところから名前を拝借して漫画内でよく使用します。当時のクラスメイトや学校関係者、ご近所にその名前の人がいたのかは、分かりません。しかし、この頃から「相原」「裕子」はお気に入りだったようです。
「14日目のハッピータイム」のあらすじ
「相原 裕子(あいはら ゆうこ)」は、高校2年生。毎朝通学時の電車内で見かける、長身の男性に恋してそろそろ1年。名前も歳も分からないし、この先も遠くから見るだけの存在・・、と思っていた。
ある日、英語の授業を受けていると、なんと、裕子の席の後ろにあの憧れの男性が!!。彼の名前は、「前田 真司(まえだ しんじ)」。教育実習生として裕子のクラスにやってきたのだった。
前田と帰りの電車でも偶然同じになり、裕子は憧れの人に急接近。「毎朝同じ列車に乗っているのを見ていた」と話すと、「明日からは、声をかけて」という返事が。裕子は天にも昇る気持ちだった。
しかし、そのハッピーな出来事はつかの間の事。実は前田には憧れの人がいたのだ。前田が教師になることを目指しているのは、高校生のときからの憧れの先生に近づくためだった。そのことを知った裕子は・・。
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